- しんこ
- I
しんこ【振古】〔「振」は古い意〕大昔。 太古。IIしんこ【新古】新しいものと古いもの。 新旧。IIIしんこ【新子・新妓】芸者になったばかりの者。IV
「いつこく色気もなく, ~が初に出たやうに/人情本・辰巳園(初)」
しんこ【新香】〔「しんこう」の転〕新しい漬物。 漬物。 おしんこ。 こうこう。Vしんこ【真個・真箇】※一※ (名・形動ナリ)まことである・こと(さま)。 真正。「~の英雄」「~に文人, 画師の気局を恢弘するに足る所/日本風景論(重昂)」
※二※ (名・形動タリ){※一※}に同じ。「~たる青雲の志を得れば賢愚共に之を敬愛せざるはなし/花柳春話(純一郎)」
※三※ (副)まことに。 真に。VI「彼即ち~無声の詩を画けり/自然と人生(蘆花)」
しんこ【糝粉】(1)精白したうるち米を洗い, 干してひいた粉。 細かいものを上糝粉という。 和菓子に用いる。(2)「糝粉餅(モチ)」の略。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.